ジェネリック無職

メンタルヤバめのほぼ無職の日記

右手が不便日記7日目MRI検査

今日は通院の日だ。

不便を強いられているギプスがなんとかなると思ったけど今日は検査だけだということを失念していた。

次の通院まで相変わらずこの不便な右手で過ごさなければいけない。

気の迷いでギプスに醤油をかけようと思ったけど止めておいて良かった。

(汚れてしまったので交換してください作戦)

賢明な判断だった。

 

肘の負傷云々よりもこのギプスが邪魔過ぎるのと腕を圧迫されるのでどうにかなってしまいそうだ。

 

そして1週間近くつけっぱなしなのでにおいもする…

右手は指しか洗えないのでそのせいなのかもしれない。

私がカレーを食べる文化圏の人だったら指先近くの包帯が黄色に染まっていたと思う。

(宗派でも異なるらしいが、インドでは右手は食事をする手、左手は不浄の手と言われているらしい。)

 

こんなご時世なのに手が洗えないのは除菌の問題や衛生観念からみても不安すぎる。

 

ファブリーズとかリセッシュをふりかけようと思ったけど、匂い×臭いのかけ算の結果がどうなるかわからないので除菌効果がありそうなアルコールをスプレーした。

 

受付時間よりもだいぶ早く来てしまったので待ち時間が長い。

 

検査技師の方は爽やかな今風の気さくなお兄さんだった。

におう右腕を持つ自分自身が少し恥ずかしくなる。

検査技師の人に軽く相談をしてみたら、やはりこのギプスの長さはどうにもならなさそうだった。

 

MRI検査は音が出る検査と説明を受けた。

台の上にのっかって右手が固定される。

音がなるのでヘッドホンをつけられる。

アイマスクは無いけど「水曜日のダウンタウン」のクロちゃんみたいだなと思った。

 

そして機械が操作され狭い穴の中に吸い込まれる。

穴の中は明るい白色。

ヘッドホンから流れてくるのはSMAPのメドレーピアノバージョン。

それをかき消すようにMRIの機械から謎の爆音が鳴り響く。

音も色々な種類の音が流れてくる。

ライフル銃を打つような音やミョーンミョーンと言う謎の音など、謎の音の合間に「世界にひとつだけの花」や「ライオンハート」などのピアノのSMAP

時間が経つにつれてギプスで固定された右腕が痛みだす。

動かすこともできないので腕の痛みと謎の爆音に耐えるという拷問のような時間を過ごす。

何度か叫びそうになったけど検査技師の爽やかなお兄さんの顔がチラつき思い直す。

 

30分くらいの検査だと思っていたら1時間ほどだと終わってから知る。

あと30分あの状態だったら私は発狂していたと思う。

 

会計の時に駐車券を出したら磁気が消えていた。

ポケットの中にいれっぱなしだったからだ。

連れてきてくれた家族と受付の人に迷惑をかける。

MRIは駐車券の磁気をも無効にすると初めて知った。

先ほど包帯をちょっとめくって痣の部分を見たら黒っぽさが減ってきた気がする。

どどめ色から小豆色みたいな色になってきていた。