初めての骨折
今日の夕方、生まれて初めて骨を折った。
結果を先に言うと骨折はそこまでたいしたことないのでメインは靭帯の方だ。
タイトルに偽りがあったかもしれない。
初めての靭帯損傷with骨折
初めての靭帯損傷featuring骨折
軽い感じで書いてあるけど自分にとって初めての経験だ。
今は病院から帰ってきて自由に使える左手でこれを書いている。右手はギブスで固定されている。
若いときに友人が運転するバイクから転がり落ちた時も骨は折れなかったのに。
その時は骨折はしなかったけど手の甲にはアスファルトのタトゥーとケロイドが残った。
骨太の母方の遺伝子を受け継いでるからか骨は太い方なんだけど骨折。
それよりも重症なのが靭帯のほうらしい。
やってしまった瞬間のことは覚えていない
家族に収入の無さとか引きこもりをネチネチ責められて衝動的に見せしめで目の前で◯◯してトラウマを植え付けてやろうと思って行動に起こした。
来週からはじまるバイトや命じられていた寺の奉仕作業が憂鬱でいつも以上に心が不安定になっていたこともある。
ほとんど衝動的だった。
目が覚めたら床に寝っ転がっていて訳のわからないことを口走っていた。
口の中が何故かジャリジャリしてた。
自分でジャリジャリと口走っていた記憶もうっすらある。本当はなんと言っていたかはわからない。
呼吸が下手になって吸い方と吐き方がわからない…
上を見ると冷たい目で私を見下ろす家族の視線があった。
訳のわからないまま立ち上がって落ち着こうとすると右腕には激痛と痺れる感覚と指先まで血が通っていないような不快感。
私の右腕はどうにかなってしまったらしい。
痛さと痺れるような不快感で涙が止まらない。
痛いのと何が起こったのかよくわからなくて「痛い!痛い!」と口にする自分とパニック発作ってこんな感じなのかなと、どこか俯瞰的に見ている脳内の自分がいた
家族が冷たい目でこっちを見てきて病院に行くから早く準備をしろと行ってきた。
準備も何も右腕が痛すぎて着替えることもできないし保険証だけもってあとは着の身着のままに家を出ることにした。
右腕はだらんとしておりちょっと動かすだけでも痛い。
車に乗ってもシートベルトをするにも一苦労。
腕はダランと下ろすことしかできないので 車に乗る時も私の右腕は所在なさげだ。
ついた病院は個人病院の整形外科
待ち合い室には他の患者でいっぱいなので診察までには時間がかかる。
学生や仕事帰りの人が多くリハビリとかもやっているみたい。
待ち時間も痛みで震えが止まらず気が遠くなる。
しばらく待ったあと名前を呼ばれた。
まずレントゲンを撮った。
今日着ていた服が厚手の黒の長袖Tシャツなのでどうしたらいいのかと思っていたらTシャツの上から撮るらしく、台の上に腕を乗せてくれとレントゲン技師の方に指示をされた。
腕を動かすと激痛が走るのにどうやって上げろというのかと軽く絶望したけどレントゲン技師の方の助けもあってなんとかなった。
レントゲンを撮り終わりしばらくしたら診察室に呼ばれた。
私の骨の写真がパソコンの画面に映る。
素人目に見ても骨自体はとても太くパッと見折れているようには見えない。
医者の診察が始まった。
やはり服は脱ぐ必要があるらしく軽く絶望的な気分になった。
私の腕が太いからなのかパッと見の以上がわからないからなのか左腕と比べて触られながらこれは痛いか?じゃあここは?
触診というのだろうか、左腕の動きと比べながらどこに以上があるのか調べられる。
その結果わかったことは、肘の骨が折れているのと靭帯が伸びているらしい。
そのあとなんやかんやあって固定されてギブス?を巻かれた。
肘を曲げる動作がとても痛い。
「イタ、イタ、イタ」と思わず声に出てしまう。
左右は違うけどこのイラストの男性とおそろいな感じになっている。
「うちら折れ友だね」と心の中でつぶやいた。
イラストの男性もこころなしか困惑した表情だ。
処置が終わり薬を出された。
飲むタイプの痛み止めと座薬タイプのも出された。
ケツ穴確定…
まだ確定してないけどとりあえず飲み薬を飲んだらだいぶ痛みが和らいだ。
大きい病院の紹介状を出されたので明日行くことになった。
◯◯に失敗すると大変なことになるよという話でした。
◯◯は好きな言葉を当てはめてください。