ジェネリック無職

メンタルヤバめのほぼ無職の日記

右肘靭帯損傷手術

2022年11月21日

病名は

右肘関節内側側副靭帯損傷 

というらしい。 

 

手術の10分前に看護師に靴下を渡される。

先ほどウトウトしていた時に足周りを測られたのは靴下を履く為だったのだ。

サイズを見たらLL

私がデブの者だからだ。

靴下は着圧靴下で片手がギプス、もう片方は点滴が刺さっている手では履きにくい。

 

そういえば、今着ている手術着は最初はMサイズだったけどサイズが合ってなくてはだけるからLサイズに変えてもらった。

 

 

Lサイズの手術着は本来あるはずのヒモが無く、胸元が危うい。

看護師に告げるとLサイズは数がないのでと言われ洗濯バサミを渡された。

 

予定から30分が過ぎた。 

時間は15時30分。

館内放送が流れコンビニのワゴン販売が今から行われるとのこと。

今の私には関係の無い話。

 

やることがないので本を読んだりTwitterを眺めていたら予定時間から約2時間過ぎた16時50分から手術と言われる。

 

16時45分になったら歩いて手術室に向かう。

病院によるかもしれないけど手術室は思っていた感じと違った。

入り口が一つあってその中に何個か手術室がある感じだ。

私は奥の方の第8手術室で手術を受けた。

自分の手術室に行く途中、横を見たら他の手術中の様子がちらりと見えて緊張してきた。

 

 

手術室に入ると第の上に横たわり血圧を測るやつや心拍数を測るやつをつけられる。

テレビで見たことあるやつだ。

そしてしばらく待つと先生が来た。

まず麻酔を打たれる。

最初は脇の下。それから効いているのか色々確認。

保冷剤を当てて冷たいかどうかで判断。

冷たさを感じるのと、腕が痛みでまっすぐに伸ばせないので追加で麻酔を打たれる。

 

次は首に打たれる。

麻酔は冷たい熱いの感覚はなくなるけど触っている感覚はあるものらしい。

先ほどよりも右側がずっしりと重い。冷たいの感覚が手術をおこなう患部にかんじなくなる。

 

そして意識がボンヤリする点滴を入れてもらう。

右側をちらりとみると見たこと無いくらい黄色っぽい物が塗られていた。

イソジン

しばらくすると麻酔も効いて意識もボンヤリして手術が始まった。

 

痛みがまったくなく左側のたまに血圧を測る機械のポンプの締まるのだけが気になる。

あと心拍数の機械のピコピコ音がしている。

 

 

途中で寝てしまい、ふと目が覚める。

まだ手術は終わっていない。

右側でカチャカチャ何か行われていることだけはわかる。

そして再び意識が遠のく。

次に目が覚めたら手術が終わっていた。

右側の感覚が全く無く、上半身の右側が金属になったみたいに重たい。

口が渇きネチャネチャする。

マスクをしているとは言え自分の口臭が気になる。

手術前に歯を磨いておくべきだった。

 


手術台からベッドにゴロンと寝かされてレントゲン室に運ばれる。

 

5枚以上寝かされたままレントゲンを撮られる。

グラビアアイドルにでもなったかのようだ。

グラビアアイドルというよりは海洋生物のトドやアザラシの写真集でも作っているのかも…

 

 

手術やレントゲンが終わり病室にベッドのまま運ばれる。

時間は8時過ぎ。

しばらくすると寝てしまう。

目が覚めると同室の人の話声が聞こえる。

他にも違う病室からババアとじじいの叫び声が聞こえる。

「あいこさーん」「あいこさーん」「あいこさーん」

ババアはあいこさんをずーっとよんでいる。

他にも何か言ってるがはっきり聞き取れたのはそれだけ。

1時間ほどしたらババア静かになる。

あいこさんには会えたのかな。

 

 

深夜12時に目が覚める。

麻酔が右半身に効いていたのでうごけなかったけど起き上がれるようになったのと少し指先に感覚が戻ったので歯磨きに行くことにした。

相変わらずしびれは残るものの先ほどよりも腕に感覚はある。

少し痛みもでて来た。

歯を磨き戻る。

看護師が抗生剤の点滴に来た。

針はつけっぱなしだけど、点滴は腕に入る時がけっこう痛い。

そしてしばらく眠れないので左手でスマホをみたり耳栓を耳に突っ込んでみたりしたら気づいたら寝ていた。

 

本を何冊か持っていったけど術後は右側が使えないので結局、1冊も読めなかった。