右手が不便日記9日目
今日はMRIの検査結果が出て今後の治療方針が決まる日。
早めに病院について30分くらい診察を待つ。
診断結果はやはりあまり良くないらしく、靭帯と筋肉がどちらも断裂しているとのことだった。
手術をすることになるらしい。
月曜日にと言われたけど、来週なのか?
こんなに手術って軽く決まるのか。
とりあえず、手術するに当たって血液検査とレントゲンと心電図を撮るとこになる。
血液検査でなかなか血管が見当たらずに看護師さんを困らせる。
4人くらいの看護師さんに見てもらい、なんとか採血成功。
私が太っているのと血管が細いから採血に苦労したのだと思う。
なんか申し訳ない気持ちになった。
そしてレントゲンを撮る。
まず左腕を撮られる。
真っ直ぐの状態と発泡スチロールのブロックみたいなもので押されてどのくらい曲がるのかを確かめながら撮影された。
そして右腕。
久しぶりに包帯とギプスを全部外して台の上に腕を乗せる。
今まで包帯に隠れて見えなかった場所を見ると、黄色くなっていて所々赤く内出血が見えた。
健康な人間の肌の色とはほど遠い色がした。
そしてギプスを外して内側を見ると、アトピーの傷から出た汁でガビガビになっていた。
これがにおいの原因なのだと思う。
なんか酸っぱいにおいがする。
そしてギブスを外した右腕を伸ばすのだけど思ったよりも痛くて伸ばせない。
固定してるときは何も思わなかったけどぐらつく。
血液検査の結果が出るのに1時間はかかると言われた。
再び整形外科の待ち合いに戻り呼ばれるのを待つ。
番号待ちのモニターには自分の番号すら表示されていない。
急患の人がいたので手術についての説明を受けるのが昼を挟んだ。
病院内にあるコンビニでパンとおにぎりを買って空腹を満たす。
そして手術の説明を受ける。
今まで大きい病気やケガをしてこなかったので話を聞いただけで頭がくらくらしてくる。
骨から剥がれて靭帯同士を縫い合わせるけど縫い合わせるほどの長さがなければ骨にアンカーを打ってそこにヒモをつけて靭帯と縫い合わせる。
そんなような説明をしていた。
途中から想像しただけで怖くなり、ちゃんと聞けていなかった。
手術が終わった後の話を聞いたけどリハビリにも3ヶ月~半年間ほど通わなければいけないらしく先が長い。
そしてリハビリをさぼったら今度は肘の外側を手術しなければならなくなるらしい。
憂鬱of憂鬱…
入院するにあたり寝間着が有料で借りれるとのことで、病院内の業者に話を聞きにいく。
寝間着とタオルなどが借りることができ、歯ブラシやコップなどのアメニティがサービスでついてきて1泊600円
1泊2日の手術なら2日分の金額で1200円ほど
安いのか高いのかわからないけど自分で用意できなかったら借りようと思った。
その後、ユニクロとかGUなどにパジャマになりそうなものを探しにいった。
・術後は肩が上がらないので前開きのもの
・お肌が弱いので綿素材
・太っているのとギブスがあるので腕が通るもの
以上の条件を満たす服を探すも、なかなか思うようなものが見つからない。
大きい人御用達の「サイズマックス」という服屋を覗くも予算が合わずに断念する。
その後に行ったしまむらで600円のシャツを見つけて袖が通ったので購入する。
デブの物が腕にギプスをつけるケガをしたら着る物がなくて本当に困るので普段から
気を付けた方がいいと思った。
私が両国の近所に住んでいたらもっと簡単に着る物が見つかっただろうな。
朝から夜までケガのことで色々あわただしくて疲れた一日だった。