ジェネリック無職

メンタルヤバめのほぼ無職の日記

大きい病院にきた。

腕を負傷すると普段とは違う生活になる。

チューブの歯磨き粉を絞る力が入らない。

保湿乳液を出すこともできなかった。

 

そして着ることのできる服が限られてくる。

着脱の手間を考えて前開きのシャツを着ようと思ったら袖が通らない。

ギブスがあるのでふだんよりも2周りくらい腕が太くなっている。

仕方がないのでタンクトップにサイズ選びを間違えた大きすぎて着てなかったオーバーサイズのTシャツを着た。

オーバーサイズが流行っていて助かった。

 

ボトムスは片手が不自由なのでウエストがゴムのパンツが履きやすい。

これも着用感にゆとりがあるものだ。

エストがヒモで調節するものしかないのでグラミチみたいなプラスチックのバックルのタイプの物の方がより良いと思う。

 

靴はワークマンのかかとが踏めるタイプの靴が履きやすい。

紐タイプのスニーカーだと紐がほどけてもかがんで結ぶことができない。

朝一で受付を済ませ整形外科の待ち合いに来た。

何故か待ち合いの本棚に置いてある本が村上春樹1Q84のBOOK2、3とNHKテキストの野菜の時間だった。

村上春樹と言えば過去にノルウェイの森の上巻を読み終わった後に本屋で間違えて再び上巻を買ったことを思い出した。

 

 

 

朝イチで着たのにかれこれ1時間以上が待ち時間も含めて経過した。

医療センターという総合病院なので院内も広く、整形外科までの道のりには様々な科があり待ち合い患者は高齢者が多い気がする。

次から次に患者が来る。

自分の番号札よりも後の番号が次々に呼ばれていく。

私のことは忘れてしまったのではないかと不安になる。

 

時計を見たら1時間30分近くが経過した。

私の番号はまだ呼ばれない。